33.俺はどこへ行く
作詞:堂島孝平
作曲:堂島孝平
カーテンが風にふくらんで東の窓に抱きついたら
ベランダ越しに車の足音がやけに気になっちまった
この中にも一人は俺と同じ様にやりきれない想いを
抱えているだろう ハンドルを握りながら
何のためにキャンパスで気怠いチャイムを聞いているのだろう
黒板を眺める瞳の本当の行方はどこだ?
暮れていく空 華やかな街 この部屋のゴミ箱でさえ
笑っちまうぜ 今の俺には全て嘘に見えてしまう
テーブルの上はいつだって涙の跡が
教科書の置き場も無いほど溢れているのさ
俺はどこへ行く
人は誰もが幸せになるために歩き続けているけれど
いつになったら自分は地図をこの手でつかみ取れるんだろう
止まらない時間 流れる季節 カレンダーは捲られる
行き先も分からないままで生きて行くのかと
俺は自分に問いかけた
テーブルの上はいつだって涙の跡が
教科書の置き場も無いほど溢れているのさ
俺はどこへ行く
マイナスばかりを背負ったこの俺を笑えるかい?
少しでも心に迷いを見せたら弱い生き物かい?
ラストシーンはどう飾ろうか 幕が降りるその前に
新しい扉を見つけておかなければいけないと言うのかい
テーブルの上はいつだって涙の跡が
教科書の置き場も無いほど溢れているのさ
俺はどこへ行く
テーブルの上はいつだって涙の跡が
教科書の置き場も無いほど溢れているのさ
俺はどこへ行く
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